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第2回 COMPUTEX TAIPEI 2012 レポート 「市場を牽引する台湾」
Date:2012年7月2日
トライポッドワークス株式会社
先端技術開発ユニット

第2回 COMPUTEX TAIPEI 2012 レポート「市場を牽引する台湾」

20120702_01.jpg トライポッドワークスの先端技術ユニットが送る全2回連載企画「COMPUTEX TAIPEI 2012 レポート」をお送りしています。
台湾・台北市で開催されたアジア最大のコンピュータ見本市「COMPUTEX TAIPEI 2012」。今回は後編「市場を牽引する台湾」をお送りいたします。
追随を許さないマザーボード市場
20120702_02.jpg COMPUTEX TAIPEIでは日本国内の展示会ではあまり見られないGIGABYTEやASUS、Acer、BIOSTARをはじめとする台湾のメジャーなPCメーカーが軒を連ねています。インテルがIvy Bridge発売した後ということもあり、UltrabookではIvyBridgeを搭載したものを、マザーボードやベアボーンなどでは「LGA1155」CPUソケットを採用した製品が目立ちました。
20120702_03.jpg 各ブースでは展示パフォーマンスの一環として、物々しい液体窒素タンクを用意してのオーバークロック対決や、負荷の高いゲーム「Star Craft2」をプロゲーマー達が軽快にプレイしていたりと、思わず製品以外の展示パフォーマンスに見入ってしまう場面も多々ありました。
20120702_05.jpg 実際にデスクトップPC製品を見てみると、タブレットやスマートフォン、Ultrabookに人気を押されながらも実にたくさんの種類があり、まだまだニーズがあるということが実感できました。Windows RTで使うことを想定しているであろうARMアーキテクチャを採用したマザーボードや、インテルプロセッサとARMプロセッサの両方を搭載するようなハイブリッド製品、CPUボードとPHYボードを分離した設計で、CPUボードを差し替えることでIntel, AMD, ARMプロセッサを切り替えられる製品などが目につきました。
20120702_07.jpg 他にも、マイクロソフトブースではMetroUIを思わせるLEDディスプレイを使ったブースデザインが印象的でした。
デザイン性に富む機器
20120702_05.jpg もうひとつ筆者が様々なブースを見ていて気になったのは、デザイン性に富む機器が多いという印象でした。
中でも、WiFiルータなどはこれでもかというほどの種類があり、丸みを帯びたデザインやケーブルの取り回しを考慮したコンセント型の製品などが目に付きました。
ユニークなところでは、家具とディスプレイが一体化したものや高級感漂うスピーカーなど見ているだけで創造力をかきたてられます。
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龍山寺(ロンシャンスー)を訪ねて
20120702_30.jpg 晩御飯までに少し時間があったので、士林夜市と龍山寺を観光がてらに見てきました。龍山寺では、日本と同じように「おみくじ」が引けます。しかも日本と違って無料です!
初めはやり方がわからなく右往左往していたのですが、親切な日本語が分かるお爺さんにやり方を教えてもらいました。
1. 神様に自分の名前、住所、生年月日に告げます。
2. 神様に願い事を告げます。
3. 積み木のようなものを2つ手にして投げます。
4. 表表または裏裏であれば、1をやり直します。
   ※3回とも表表、裏裏であれば、今回はおみくじ引けません。
5. 表裏の組合せであれば、すぐ隣にある棒のおみくじを引きます。
6. 神様にこのおみくじでよいか訪ねます。
7. 3と同じように積み木を2つ手にして、表裏・裏表であれば棒おみくじに書いてある番号の引き出しをあけ、紙のおみくじを1枚もらいます。
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まとめ
日本のプレスやメーカーが毎年注目している展示会ということもあり、大きな一眼レフを抱えて撮影している人や真剣に商材を探している人などが見受けられました。
日本の会社もJASA(一般社団法人 組込みシステム技術協会)のブースを通じて出展していたりと、妙な安心感がありました。ただ、日本国内の展示に比べると展示内容がわかりやすく展示会そのものの在り方について考えさせられたのも事実です。
筆者は今回のCOMPUTEX TAIPEI 2012が初めての参加でしたが、広い会場の中から限られた時間でアイデアを絞って別な見せ方ができる創造力や鋭い勘、きちんと見分けることができる目を養う必要性が感じられました。
言語の問題は他外国と比べると日本語が通じる割合が多い印象ですが、細かいやりとりには筆談を行うなどコミュニケーションのあり方なども改めて考えさせる良い機会であったと考えます。

以上、前編・後編の2回にわたり「COMPUTEX TAIPEI 2012」のレポートをお読みいただきましてありがとうございました。
COMPUTEX TAIPEI 2012 レポート