【今さら聞けない】アルコール検知器の違いを解説!

2026.01.09

ノウハウ集 IoT

【今さら聞けない!】アルコール検知器の違いを解説!

2026年1月9日

自家用車を業務に使用する事業者いわゆる白ナンバー事業者による飲酒運転事故を受け道路交通法改正が決まり、2022年4月には白ナンバー事業者も運転前後のアルコールチェックとその記録の1年保存が、2023年12月にはアルコール検知器を使用したアルコールチェックをすることが義務付けられ、さらにそこからおよそ2年が経ちました。

一言でアルコール検知器と言っても今は様々な種類が販売されています。
どの種類のアルコール検知器を選べば良いのか迷ってしまった…など悩みがある中、義務化が決まった当時に選択しそのまま利用している方もいるかと思います。
運用を続けている中で、他にどんなアルコール検知器があるのか、他のものとどんな違いがあるのか、管理方法がもっとラクになるのか…など気になってることはありませんか?

そこで今回は、外出先でもチェックできる持ち運び型のアルコール検知器を中心に、どんな種類のチェッカーがあるのか、選ぶ際に押さえておきたい重要なポイントをわかりやすく解説します。
それぞれの特徴を考慮し、自社の使用用途に合った機器を選んでください。

1. 検知センサーの種類

アルコール検知器のセンサーには「半導体式」と「電気化学式」の2種類があります。
センサーの種類により価格や寿命が変わってきます。

 

半導体式

比較的安価で小型なものが多く、手軽に使用できるのが特徴です。
センサー寿命があり、定期的なメンテナンスや買い替えが必要となる場合があります。

電気化学式

精度が高く、多機能な製品が多いのが特徴です。
一般的に半導体式よりも高価になり、定期的にメンテナンスが必要となる場合があります。

 

2. 測定方法の違い

測定方法には大きく分けて「吹き込み式」と「吹きかけ式」の2つのタイプがあります。
測定方法により、チェック精度やコストが変わります。

 

吹き込み式

マウスピースやストローでアルコール検知器に直接呼気を吹き込むタイプです。周囲の空気の影響を受けにくいため精度が高い傾向にありますが、ストローやマウスピースが必要なため、使い捨ての場合はコストがかかります。

吹きかけ式

呼気をセンサーに吹きかけるタイプになります。手軽にチェックできる一方、周囲の空気の影響を受けやすいため、吹き込み式に比べて測定精度がやや劣る場合があります。

 

3. 乾電池式と充電式の特徴

アルコール検知器の電源方式は、「乾電池式」や「充電式」などがあります。
電池交換の手軽さや充電時間や、コストに影響があります。

 

乾電池式

どこでも入手しやすい乾電池を使用するため、外出先で電池切れが発生してしまっても、すぐに交換ができます。

充電式

充電の手間はありますが、ランニングコストを抑えることができます。バッテリーの寿命も時々確認しましょう。

 

4. クラウド連携の有無

アルコール検知器には、測定結果を表示するだけのものと、クラウドに自動でアップロード可能なクラウド連携タイプがあります。
測定結果の管理方法などに違いがあります。

 

クラウド連携非対応

アルコール検知器で測定した結果を写真で撮影したり、手書きや手入力で記録し管理します。

クラウド連携対応

アルコール検知器本体にWi-FiやBluetoothなどの通信機能を搭載し、測定と同時にスマホアプリやクラウドに測定結果をアップロードし記録されます。
アプリと連携するタイプのものは測定者の顔写真も同時に撮影&アップロードするので、なりすまし防止も可能です。

 

5. チェッカーを選ぶ際のポイントは?

自社にあった運用方法で選ぶことが第一ですが、携帯性と使いやすさを考慮し選ぶことがオススメです。

  • サイズと重量:
    日常的に持ち歩きたい場合は、「小型で軽量なもの」が便利です。
  • 測定方法:
    息を吹きかけるだけの「吹きかけ式」が使いやすさの面では優れています。
  • 表示の見やすさ:
    「測定結果がデジタル表示で見やすいもの」が良いでしょう。
  • クラウド連携:
    測定結果を記録のために毎回写真に撮ったり手入力や手書きをしたくない場合は、「クラウド連携」は必須です。
  • 運用方法:
    合わせて使用したいサービスがある場合は、そこを起点に選択するのもオススメです。
    例えば車両管理サービスと連携させたい場合は、対応機種かどうかの確認が必要です。

 

6. その他の便利な機能

製品によっては、便利な機能が実装されている場合があります。
自社の管理・運用方法に応じて、これらの機能も考慮してみましょう。

  • 測定履歴の保存:
    測定結果を記録できる機能があると、特定の日時の結果を見返すことができます。
  • アラーム機能:
    設定したアルコール濃度を超えた場合にアラームで知らせてくれる機能は、飲酒運転の抑止に繋がります。
  • スマートフォン連携:
    スマートフォンと連携し、測定データを記録・管理できる製品もあります。
  • クラウド管理:
    クラウド上で測定結果や機器の状態を一括で確認できると、日々のアルコール検知器の管理に役立ちます。
  • 車両や点呼状態と合わせて管理:
    車両情報や点呼情報と連携させて管理するサービスもあります。

 

7. 測定時の注意点

測定時に注意することは大きく2つあります。
「検査前の飲食等による誤検知」「定期的なメンテナンス」です。

飲食等による誤検知

検査前の飲食物によってはアルコールの誤検知をしてしまうこともあります。
特に以下にあてはまる飲食物を摂取後は、微量のアルコールを検出する可能性があります。また、うがいや喫煙にも注意が必要です。

    【微量のアルコールを検出してしまう飲食物や行為】

  • ■ 微量のアルコールを検出してしまう食べ物
    ー 発酵食品
      ・キムチ
      ・味噌
      ・パン
      ・ヨーグルト
      ・納豆 … 等
  • ー カフェインを含む飲料・食品
      ・栄養ドリンク
      ・コーヒー
      ・紅茶 … 等
  • ■ 微量のアルコールを検出してしまう行為
      ・口腔ケア、うがい薬の使用後
      ・タバコの喫煙後 … 等

 

もし、上記のような飲食物を摂取してしまったり、お酒を飲んでいないのにアルコールを検知してしまった場合は、水でうがいをしてみたり、20〜30分ほど時間を置いて再度チェックすると改善が期待されます。

 

定期的なメンテナンスが必要

また、チェッカーには定期的なメンテナンスが必要です。

    【定期的に行った方が良いメンテナンス一例】

  • ■ 機器の清掃
  • ■ 電池残量やバッテリーのチェック
  • ■ センサーの反応値

長く正確な計測を続けるためには、機器を常に清潔に保つことが大事です。

 

まとめ

アルコール検知器は、飲酒運転という危険行為を防ぐために行う毎日のチェックを、より正確&効率よく行うために必要不可欠なツールです。
毎日チェックと管理する必要があるからこそ価格だけでなく、管理や運用のしやすさを見直し、今回のコラムでご紹介したポイントを参考に、自社に最適なアルコール検知器をお選びください。

 

また、トライポッドワークスがオートバックスセブン社と共同開発している「FLEETGUIDE(フリートガイド)」車両管理と合わせてアルコール検知器を連携し一元管理ができるサービスです。操作性や携帯性に優れ、測定結果についてもクラウド上で一括管理できる仕様となっており、多くの事業者で採用されています。

 

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車両管理システム「FLEETGUIDE(フリートガイド)」

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